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下痢について


くすりのみなみ
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◆下痢について◆
◆下痢とは・・・?◆

下痢とは、なんらかの原因により便中の水分量が増え、通常の固形便とは異なり
便が泥状や水様性になった状態をいいます。
下痢は急性慢性との2つに分かれます。

◆急性の下痢◆
 急性の場合は急な腹痛とともに水様便が起こりますが
 比較的短期間に治ります。

・食べ過ぎ飲みすぎや寝冷え、消化されにくいものを食べたときなどに
 起こるもの
・ウイルス、細菌などが体内に入っておこるもの
  とがあります。

 急性の下痢の中でも回数が多かったり腹痛がひどい場合
 また発熱のある場合、便に血が混じる場合などでは、
 ウイルスや細菌が原因の下痢の可能性が高く危険性も高いため、
 できるだけ早く受診することをおすすめします。

◆慢性の下痢◆
 慢性の下痢の場合は、腸の大きな病気が関与していることもあり
 中でも便に血が混じる場合や発熱のある場合は特に注意が必要です。
 潰瘍性大腸炎、糖尿病、大腸ガン、胃・肝臓・胆道・膵臓の病気などが
 原因となって、慢性の下痢が起こります。
 また、最近特に増えてきているのが過敏性腸症候群による慢性の下痢です。


過敏性腸症候群とは・・・?

 腸内細菌と腸の健康

下痢の原因には様々なものがありますが、普段から腸の環境を整えておくことが
大切です。腸の健康には、腸の中に存在する腸内細菌が関わっています。
私たちの腸内には、100種類、100兆個もの細菌が存在し、健康に役立つ菌を
善玉菌、有害な作用をする菌を悪玉菌とよんだりします。
善玉菌の代表的なものには乳酸菌、ビフィズス菌などがあります。
善玉菌は腸の調子を整えて消化・吸収を助けます。
また、悪玉菌の増殖を抑え、有害な物質が作られるのを防ぐ働きもありますし、
腸内にウイルスや細菌といった異物が入ってきたときにそれらと戦うしくみ
(腸管免疫)を強化する働きも報告されています。
私たちの腸の中では、善玉菌と悪玉菌が互いに自分の領土を広げ
ようとして絶えず戦っていますが、善玉菌が優勢で、悪玉菌が劣勢という
腸内細菌の正常なバランスを維持しておくと、下痢や便秘の予防に役立ちます。
そのため乳酸菌やビフィズス菌を積極的にとるようにしましょう。
また、食物繊維も腸内の善玉菌の
エサとなることで、腸内環境を改善します。
また、下痢をしてしまったときは、腸内細菌のバランスが乱れた状態になります。
そのため下痢をした後には、特に乳酸菌やビフィズス菌を補給する必要がありま
す。

過敏性腸症候群をはじめ下痢の予防をするためには、
精神的ストレスを減少させることが必要です。以下に日常生活の
注意事項をあげました。これらの点に注意して、便通改善を
めざしましょう。

・規則正しい生活を心がけ、睡眠を十分にとる。
・朝食後に排便するよう習慣づける
・休日にはゆっくり休息し、リフレッシュする。
・何か打ち込める趣味を持つ。
・気楽に語り合える友人・同僚との交流をはかる
・からだを動かすように心がける。
・職場や家庭内の悩み事は、できるだけ早い解決を。
・アルコールは楽しく適量を。

下痢をしたときの一般的注意

下痢をしたときにはおなかが冷えないように保温し、腸に刺激を与えないよう
安静にすることが大事です。また、細菌や食中毒による下痢は他の人に
うつる可能性があるので、手をよく洗い清潔に保ちましょう。
下痢が長引く場合は脱水や栄養低下が激しくなるので、
飲みすぎ、食べ過ぎ、寝冷えが原因の下痢であれば下痢止めを
使いましょう。ただし、細菌や食中毒による下痢は下痢止め等を飲むと、
病原菌が腸内で増殖し、かえって悪化する事
があります。発熱がある場合や便に血が混じる
場合は安易に下痢止めを飲まず、医療機関に相談しましょう。
また、下痢の激しいときは水分の補給が大切です。
湯冷まし、番茶などを飲みましょう。飲み物の温度は人肌程度が
よく、コーヒーや炭酸飲料など、腸に刺激を与えるものは控えます。

下痢をしやすい人の注意点

・下痢をしやすい人は、普段から暴飲暴食を避け、栄養バランスのよい食事を
 とり、体力をつけておくこと
・体調が優れないときは脂肪分の多い食事や刺激物を控えるようにすること
・乳酸菌や食物繊維を含む食品を積極的にとり、腸を健康にすること
       
  などに注意しましょう。

また、下痢をしやすい人で脂肪のとりすぎの心当たりのある人は、
脂肪の消化吸収を助ける成分の入った胃腸薬の利用もよいでしょう。
また、冷たいもののとりすぎの心当たりのある人は、水分の吸収と代謝機能の
改善に効果のある胃腸薬の利用もすすめられます。
 


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